2年生の生活科では岩見沢の商店街で自分たちのまちのことを学びました。
地域で働いたり生活したりしている人々や様々な場所に関心をもち、 愛着や親しみを感じながら、自身の今後の生活や人生に役立てることをひとつのねらいとしています。
さらには、探究心・好奇心の醸成を目指し、学校・PTCA・商店街関係者・その他有志の皆さんと授業を組み立て、実践しました。
その名も「まちの地図をつくろう」。
児童たちは商店街の近隣で生活をしていますが、半数以上が商店街を歩くのが初めてということでした。これには少しびっくり。そんな児童のみんなが興味を持ってまちを歩いてもらうために、実際に自分の足で歩いて地図づくりにチャレンジしました。グループに分かれての探索のため、ゲーム性もあり、みんな夢中で歩き回りました。
各グループには安全確保のため大人が1名ずつ帯同しましたが、主導権は全て児童たちです。空(から)の地図を持ち、iPadを駆使し、時間も自分たちで管理しながら仲間と調査していました。大人は見守るのみですが、児童のみんなは自ら考えます。途中、意見が分かれたり、目的が別の方向に行ってしまうこともありましたが、それもまた良し!教わらずにやってみることもとても重要です。チームに目標があったので、自然と最後は団結していました。この授業では知識だけではなく、多くの学びを得ることができました。
自分たちの考えで突き進む。ワクワクします。
大人が見守っているので2年生でも安心して学ぶことができました。
iPadを2年生も使いこなします。画像のトリミングや加工もお手の物です。
3年生になったらお店の取材を行います。学年が進むごとにステップアップしながら学ぶプログラムを構想、実践しています。
商店街にはちょっとしたお宝探しのミッションも用意。楽しんでくれたようです。
ミッション終了。この後は得た情報を元に学校で地図作成を行います。
本授業はPTCA地域連携部長の仁志さんを中心に実践いただきました。地域連携部では児童が地域に愛着を育むことを目的として地域の方々と連携を深めながら活動しております。
ご協力いただきました商店街関係者の皆様、保護者の皆様、地域有志の皆様、たいへんありがとうございました。
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