歴史を現地で学ぶ!
6年生は岩見沢の歴史について学んでいます。
前回の岩見沢駅を中心とした、まちなかフィールドワークに続き、NPO法人炭鉱の記憶推進事業団理事長の平野義文さんのガイドで万字炭山森林公園のズリ山登山を行いました。
岩見沢市職員 栗沢産業振興課の久保さんと浦端さん、地域コーディネーターの日浦さんにも参加いただき、児童の安全に配慮しながら授業を進めました。
ズリ山を登りながら、炭鉱で栄えた万字の町並みを想像しながら、今の岩見沢の生い立ちを感じてもらいました。今の景色からは想像ができないような昔の風景を頭の中で思い描き、タイムスリップした感覚を味わえたのではないかと思います。
「栄枯盛衰」を体感し、「これからのまちと自分自身の人生について」みんなで少し考えてみました。ここがこの授業の一番の目的です。
こんな場所があったとは。ワクワクを胸にスタートです。
管理をされている市職員の皆さんもツアーに同行。児童の皆さんの安全を確保しながら授業を進めることができました。
昔の写真と今の現地を見て、時代の流れと栄枯盛衰の歴史を実感しました。
多くのどよめきが聞こえました。
初めて山に登る子も。自然のパワーを感じ、色々な発見をしながら山頂へ向かいます。
道中には数々の遺跡があります。時間が経過し、自然の一部と化した遺跡はなかなか見ることができません。ここでも時間の流れを感じることができます。
登ったり、下ったり、平野さんのお話を聞きながら、仲間と楽しそうに進みました。
山道は整備され、歩きやすく、登山客の方々ともすれ違いました。
登山道には石炭がゴロゴロ。夢中で拾ってる児童もたくさんいました。
5㎏近く担いで登る子も。一種の修行です。
果てしない階段にブーイングを叫ぶ子たちもたくさんいました(笑)。
とはいいつつも、全員が留まることなく登頂。体力あるなあ。
山頂から見る景色は紅葉がいい感じです。達成感が半端ない。
山頂から万字のまち並みが見えます。この山が人が作った山だとは信じられません。
帰り道に万字鉄道朝日駅へ。
ここでも岩見沢、空知の歴史を学びます。それにしても平野さんのお話が面白い。探究心、好奇心を掻き立ててくれます。
石炭のお土産ゲット。よく最後まで集めました。
山頂では、みんなでやまびこにチャレンジ。動画では聞こえないかもしれませんが、響き渡っていました。これにはみんな感動。
是非ご家族でも上ってみてはいかがでしょうか。歴史の歩み、自身のルーツを考えながら歩くと感慨深いものがあります。
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