歴史を現地で学ぶ!(11月5日)
6年生は岩見沢の歴史について学んでいます。
前回の岩見沢駅を中心とした、まちなかフィールドワークに続き、NPO法人炭鉱の記憶推進事業団理事長の平野義文さんのガイドで万字炭山森林公園のズリ山登山を行いました。
管理をされている市職員の瀬戸田さん、地域コーディネーターの日浦さんにも参加いただき、児童の安全に配慮しながら授業を進めました。
児童のみなさんは岩見沢駅周辺のフィールドワークを通じて、鉄道で栄えた岩見沢の歴史を学び、その後修学旅行で小樽など、市外の歴史や岩見沢との繋がりを勉強しました。
本授業はその集大成ともいえる授業。自身の足で岩見沢の炭鉱の歴史に触れます。
炭鉱に伴う岩石廃棄物を集積してできた、いわば人口の山ですが、自然と同化しているため、その知識がなければ自然の山と認識することでしょう。
ズリ山を登りながら、炭鉱で栄えた万字の町並みを想像しながら、今の岩見沢の生い立ちを感じてもらいました。今の景色からは想像ができないような昔の風景を頭の中で思い描き、タイムスリップした感覚を味わえたのではないかと思います。
登ったり、下ったり、平野さんのお話を聞きながら、仲間と楽しそうに進みました。山道は整備され、歩きやすいです。いつまでも続く階段に心を折られることなく全員で登頂しました。声が枯れそうになるまでやまびこにチャレンジしていました。
「栄枯盛衰」を体感し、「これからのまちと自分自身の人生について」みんなで少し考えてみました。ここがこの授業の一番の目的です。児童のみんなは何を感じたか、この後のまとめが楽しみです。
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